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韓国のプリペイドカード比較|WOWPASS・交通カード・moin cardの3種類を7項目で徹底比較

韓国のプリペイドカード比較|WOWPASS・交通カード・moin cardの3種類を7項目で徹底比較

韓国旅行や短期滞在の準備で、意外と悩むのが「現地でどうやって支払うか」です。

韓国は現金よりカード決済が主流で、地下鉄やバスも交通カードが前提です。

ところが日本のクレジットカードは交通機関の改札で使えません。そのため、何らかの韓国のプリペイドカードを1枚用意しておくのが現実的な解になります。

この記事では、2026年10月時点で各社の公式サイトを確認し、外国人旅行者がよく比較する3種類の韓国プリペイドカード(WOWPASS・交通カード・moin card)を7つの項目で比較します。

数値はすべて公式ページで確認できたものだけを載せています。

確認できなかった項目は「公式記載なし」と明記しています。

この記事でわかることは次の通りです。

  • WOWPASS・交通カード・moin cardの違いと使い分け
  • 発行場所・価格・チャージ方法・手数料など7項目の比較
  • ソウル地下鉄の運賃と交通カードを持つメリット
  • 帰国前に残高を払い戻すときの公式ルール
  • 出発前に確認しておきたいチェックポイント

Table of Contents

結論:3種類の韓国プリペイドカードはこう使い分ける

先に、韓国のプリペイドカードをどう使い分けるかの結論をまとめます。

目的別に選ぶなら次の通りです。

  • WOWPASS:空港や街中のキオスクで日本円を直接チャージして、ショッピング・飲食・交通まで1枚で済ませたい人向け。現金引き出しもできる。
  • 交通カード(T-money系・気候同行カード):とにかく安く手軽に地下鉄・バスに乗りたい人向け。コンビニで買えて、払い戻しのルールも公式に整備されている。
  • moin card:日本の銀行口座からアプリでチャージしたい人、チャージ手数料を払いたくない人向け。2026年下半期リリース予定で、現在は事前登録のみ。

状況別に整理すると、次の早見表のようになります。

こんな人向いているカード理由入手のタイミング
日本円の現金をそのままチャージしたいWOWPASSWOWPASS機械で日本円を直接チャージできる韓国到着後
現地で現金も引き出したいWOWPASSWOWPASS機械で1回10万ウォンまで引き出せる韓国到着後
地下鉄・バスを安く手軽に使いたい交通カード(T-money系)コンビニで買えて払い戻しルールも公式に整備韓国到着後
ソウル市内で地下鉄に何度も乗る気候同行カード1日券5,000ウォンの乗り放題韓国到着後
日本の銀行口座からチャージしたいmoin cardアプリで24時間チャージ可能出発前(事前登録)
チャージ手数料を払いたくないmoin cardチャージ手数料0%と案内出発前(事前登録)
日本語サポートが欲しいmoin card・WOWPASS日本語サポート完備/アプリ日本語対応—

それぞれの詳しい条件を、以下で順番に見ていきます。

比較表:韓国プリペイドカード3種類×7項目

まずは韓国のプリペイドカードの全体像です。

各セルの内容は本文で出典とともに説明します。

項目WOWPASS交通カード(T-money系)moin card(予定)
① 発行場所アプリ・WOWPASS機械コンビニ・駅の券売機アプリ(パスポートのみ)
② カード価格公式記載なしTTC+は希望小売価格6,000ウォン公式記載なし
③ チャージ方法現金(16通貨対応)・クレジットカード現金(コンビニ・駅)日本の銀行口座からアプリで24時間
④ チャージ手数料公式記載なし—0%
⑤ 交通機関T-money機能あり本体機能地下鉄・バス対応予定
⑥ 店舗での決済可能T-money加盟店可能
⑦ 現金引き出しWOWPASS機械で1回10万ウォンまで・手数料1,000ウォン—(払い戻しは別途)—
⑧ 残高の払い戻し公式記載なしコンビニ・ATM・アプリで条件あり日本の口座へ払い戻し対応
日本語対応アプリ日本語対応—日本語サポート完備
確認元WOWPASS公式T-money公式・ソウル交通公社moin card公式

※「—」は該当機能なしを意味します。

※「公式記載なし」は、公式サイトで数値を確認できなかったため記載していないことを意味します。

1. WOWPASS:日本円チャージと現金引き出しができるオールインワン型

WOWPASSは、外国人旅行者向けに設計された韓国のプリペイドカードです。

公式サイト(2026年10月16日確認)によると、主な特徴は次の通りです。

WOWPASSで確認できた公式情報

  • 対応通貨:16種類の通貨に対応。USD・JPY・CNY・HKDが含まれると明記されています。
  • チャージ方法:現金チャージはWOWPASS機械で、クレジットカードチャージはモバイルアプリから即時に可能。
  • 対応ブランド:Mastercard・JCB・VISAに対応と記載。
  • 現金引き出し:全国のホテル・地下鉄駅・コンビニに設置された計446台のWOWPASS機械で引き出し可能。1回10万ウォンまで、複数回可、1回あたり手数料1,000ウォン。
  • 交通カード機能:アプリから交通カード残高を確認し、残高不足の時にすぐチャージできると記載。
  • アプリ機能:マイウォレット、セキュリティ(紛失時のカード停止)、T-money管理、デリバリー注文、旅行商品購入など。

公式に数値や内容が確認できた項目と、確認できなかった項目を整理すると次の通りです。

項目内容備考
対応通貨16種類USD・JPY・CNY・HKDを含む
対応ブランドMastercard・JCB・VISA公式記載
現金チャージWOWPASS機械日本円の現金をそのまま投入
クレジットカードチャージモバイルアプリ即時反映
現金引き出しの上限1回10万ウォンまで複数回可
現金引き出しの手数料1回あたり1,000ウォン回数分かかる
WOWPASS機械の台数計446台全国のホテル・地下鉄駅・コンビニ
発行手数料・為替レート・払い戻し条件公式記載なしキオスク画面や公式ヘルプで要確認

利用の流れを本文の内容から整理すると、次のようになります。

  • 韓国到着後、アプリやWOWPASS機械でカードを発行する
  • WOWPASS機械で日本円の現金を、またはアプリでクレジットカードからチャージする
  • ショッピング・飲食の決済と、T-money機能で地下鉄・バスに使う
  • 現金が必要になったらWOWPASS機械で引き出す(1回10万ウォンまで・手数料1,000ウォン)
  • 紛失時はアプリのセキュリティ機能でカードを停止する

公式に記載されているアプリの機能は次の通りです。

  • マイウォレット
  • セキュリティ(紛失時のカード停止)
  • T-money管理(交通カード残高の確認・チャージ)
  • デリバリー注文
  • 旅行商品購入
  • クレジットカードからの即時チャージ

WOWPASSの注意点

公式トップページには、カードの発行手数料や為替レートの仕組み、残高の払い戻し条件が数値として記載されていませんでした。

この記事では確認できなかった数値は載せません。

発行時や大きな金額をチャージする前に、キオスク画面や公式ヘルプで最新の手数料を確認することをおすすめします。

また、現金引き出しは便利ですが、1回ごとに1,000ウォンの手数料がかかります。

10万ウォンを5回に分けて引き出すと手数料だけで5,000ウォンになる計算です。

そのため、必要な分をまとめて引き出すほうが無駄がありません。

2. 交通カード:T-money・TTC+・気候同行カードの違い

「交通カード」と一口に言っても、旅行者が実際に手にするのは主に3種類です。

  • T-money:コンビニや駅で買える基本の交通カード
  • TTC+(T-money Travel Card Plus):外国人観光客向けのT-moneyカード
  • 気候同行カード:ソウル市内の地下鉄・バス乗り放題パス

ここでは、T-money公式サイトとソウル交通公社の公式ページ(いずれも2026年10月16日確認)で確認できた内容だけをまとめます。

ソウル地下鉄の運賃と交通カードのメリット

ソウル交通公社の運賃案内によると、ソウル地下鉄の大人運賃は次の通りです。

乗車方法基本運賃(10kmまで)備考
交通カード利用1,550ウォンプリペイド・ポストペイドの交通カード
1回用交通カード1,650ウォン基本運賃1,550ウォン+1回用加算100ウォン
1回用交通カードの保証金500ウォン降車後に払い戻し機で返金

つまり、交通カードを持っていないと、1回乗るたびに100ウォン多く払うことになります。

さらに毎回500ウォンの保証金を預けて、降車後に返金機に並ぶ必要があります。

1日に何度も地下鉄に乗る旅行者ほど、交通カードの価値は大きくなります。

地下鉄の乗り方は韓国の地下鉄・T-moneyガイドでも詳しく解説しています。

T-money Travel Card Plus(TTC+)

T-money公式ニュース(2025年11月7日付)によると、外国人観光客向けの「T-money トラベルカード プラス(TTC+)」が発売されています。

  • 希望小売価格:6,000ウォン(チャージ額は別)
  • 販売場所:GS25・CU・emart24・Storyway・セブンイレブンの全国のコンビニ
  • 機能:「カード1枚で交通カード・両替・IC決済がすべて可能」と発表
  • 登録方法:カード裏面のQRコードを読み取って専用アプリに登録、または全国360台余りのキオスクで登録・チャージ
  • 特典:オリーブヤング・ダイソー・コンビニのモバイル商品券で最大5%キャッシュバック、空港免税店6%キャッシュバック、Nソウルタワー10%割引、エバーランド30%割引(発表時点の内容)

発表時点の特典を整理すると次の通りです。

対象特典内容備考
オリーブヤング・ダイソー・コンビニのモバイル商品券最大5%キャッシュバック発表時点の内容
空港免税店6%キャッシュバック発表時点の内容
Nソウルタワー10%割引発表時点の内容
エバーランド30%割引発表時点の内容

コンビニで買えるという手軽さは大きなメリットです。

コンビニの使い方は韓国コンビニ完全ガイドも参考にしてください。

オリーブヤングでの買い物はオリーブヤング買い物ガイドにまとめています。

気候同行カード(プリペイド型):ソウル市内の乗り放題パス

ソウル市内の地下鉄・バスを乗り放題で使えるのが「気候同行カード」です。

T-money公式の案内ページによると、プリペイド型の条件は次の通りです。

区分金額備考
実物カード本体3,000ウォン別途、利用券の購入が必要
1日券5,000ウォン
2日券8,000ウォン
3日券10,000ウォン
5日券15,000ウォン
7日券20,000ウォン青少年割引価格は13,000ウォン
  • 利用できる交通手段:ソウル免許の市内・マウル・深夜バスと、ソウル地域の地下鉄。基本運賃1,550ウォン以下の公共交通に限る。
  • 購入場所:ソウル交通公社1〜8号線の駅構内の販売キオスク、ソウル市内の地下鉄駅近くのコンビニ(GS25・CU・セブンイレブン・emart24・Storyway)。
  • 海外発行カードで購入する場合:「別途、海外カード利用手数料が発生する可能性がある」と注記されているため、事前確認が必要。

利用条件を整理すると次の通りです。

条件内容注意点
使える地域ソウル地域の地下鉄・ソウル免許のバスソウル市外の路線では使えない
使える運賃基本運賃1,550ウォン以下の公共交通市内・マウル・深夜バスが対象
カード本体3,000ウォン利用券とは別にかかる
購入場所1〜8号線の駅構内キオスク・駅近くのコンビニGS25・CU・セブンイレブン・emart24・Storyway
海外発行カードでの購入海外カード利用手数料が発生する可能性事前確認が必要

例えば3日間の滞在で、交通カード運賃1,550ウォンの地下鉄に1日7回以上乗るなら、3日券10,000ウォンのほうが安くなる計算です。

ただしカード本体3,000ウォンが別にかかる点は押さえておきましょう。

ソウル市外の路線では使えない点も注意が必要です。

T-money残高の払い戻しルール(公式)

帰国前に残った交通カード残高をどう戻すかは、T-money公式の「正常カード払い戻し案内」に明記されています。

払い戻し場所払い戻し可能な残高手数料備考
GS2520,000ウォン未満500ウォンカード本体代金は返金不可
セブンイレブン・個別コンビニ20,000ウォン以下500ウォンカード本体代金は返金不可
CU・emart2430,000ウォン以下500ウォンカード本体代金は返金不可
銀行ATM500,000ウォン以下500ウォン本人名義口座へ振込
T-money Town(窓口)1日最大500,000ウォン月累計500,000ウォンまで手数料なし100,000ウォン以上は翌日18時以降に口座入金
モバイルアプリ1人月3回・最大500,000ウォン500ウォン(基本運賃未満は無料)20,000ウォン超は追加4%手数料

旅行者にとって現実的なのは、コンビニでの払い戻しです。

残高を20,000ウォン未満に抑えておけば、GS25でもセブンイレブンでもCUでも500ウォンの手数料で現金に戻せます。

残高が多く残りそうなら、最終日はコンビニの買い物で使い切るのが簡単です。

帰国前の流れをまとめると次の通りです。

  • 残高を20,000ウォン未満に抑えておく
  • GS25・セブンイレブン・CUなどのコンビニで払い戻しを依頼する
  • 手数料500ウォンを差し引いた残高が現金で戻る
  • カード本体の代金は返金されないことを承知しておく
  • 残高が多い場合は、最終日のコンビニの買い物で使い切る

払い戻し方法ごとの違いを、旅行者目線で整理すると次の通りです。

方法向いている残高手数料旅行者向けの注意点
コンビニ(GS25・セブンイレブン・CU・emart24)20,000ウォン未満〜30,000ウォン以下500ウォン店舗ごとに上限が異なる・カード本体代金は返金不可
銀行ATM500,000ウォン以下500ウォン本人名義口座へ振込
T-money Town(窓口)1日最大500,000ウォン月累計500,000ウォンまで手数料なし100,000ウォン以上は翌日18時以降に口座入金
モバイルアプリ1人月3回・最大500,000ウォン500ウォン(基本運賃未満は無料)20,000ウォン超は追加4%手数料
最終日に使い切る残高が多く残りそうなとき—コンビニの買い物で使い切るのが簡単

ウォンが余ったときの対処法は余ったウォンの使い道・払い戻しガイドにまとめています。

3. moin card:チャージ手数料0%の新しい韓国プリペイドカード(2026年下半期予定)

moin cardは、海外送金サービスを運営するMOINが準備している、日本在住者向けの韓国のプリペイドカードです。

公式サイト(2026年10月16日確認)に記載されている内容は次の通りです。

  • チャージ手数料0%:公式サイトに「チャージ手数料0%の仕組み」として説明があります。
  • チャージ方法:日本の銀行口座から、24時間いつでもアプリでチャージ可能。
  • 発行条件:パスポートのみで発行可能。韓国の銀行口座は不要。
  • 使える場面:カード1枚で店舗決済と交通機関(地下鉄・バスなど)の利用に対応。
  • 残高の扱い:余った残高は日本の口座へ払い戻し対応。
  • サポート:日本語サポート完備。
  • リリース時期:2026年下半期リリース予定。リリース時に事前登録者から先着順に案内。

公式サイトの記載を一覧にすると次の通りです。

項目公式サイトの記載備考
チャージ手数料0%「チャージ手数料0%の仕組み」として説明
チャージ方法日本の銀行口座からアプリで24時間いつでも
発行に必要なものパスポートのみ韓国の銀行口座は不要
店舗決済対応カード1枚で
交通機関地下鉄・バスなどに対応予定カード1枚で
残高の払い戻し日本の口座へ対応余った残高が対象
サポート日本語サポート完備公式に明記
リリース時期2026年下半期予定事前登録者から先着順に案内
決済手数料・為替レート公式記載なし本記事では触れていない

注意:moin cardは2026年下半期リリース予定のサービスです。

本記事の記載内容は、2026年10月16日時点の公式サイトの案内に基づいています。

チャージ手数料0%を含む各条件は、正式リリース時に変更される可能性があります。

なお、店舗での決済手数料や為替レートの具体的な数値は公式サイトに記載がないため、本記事では触れていません。

MOINは韓国と日本の間の送金サービスを提供している会社です。

帰国後に韓国側のお金を日本へ送る方法については韓国から日本への送金FAQで解説しています。

7項目で見る使い分けのポイント

ここからは、比較表の7項目について、韓国のプリペイドカードを選ぶときに旅行者が実際に迷いやすいポイントを補足します。

① 発行場所・② 価格:「到着してすぐ」か「出発前」か

  • WOWPASSは韓国到着後にアプリや機械で発行する前提。交通カードはコンビニや駅で買う前提。どちらも「現地で手に入れる」タイプです。
  • moin cardは日本にいるうちにアプリで準備する前提で、パスポートのみで発行できると案内されています。
  • カード本体の価格が公式に数値で確認できたのは、TTC+(6,000ウォン)と気候同行カードの実物カード(3,000ウォン)です。WOWPASSとmoin cardの本体価格は公式記載がありません。
カード発行・購入のタイミング発行・購入場所カード本体の価格
WOWPASS韓国到着後アプリ・WOWPASS機械公式記載なし
T-money(TTC+)韓国到着後全国のコンビニ希望小売価格6,000ウォン
気候同行カード韓国到着後1〜8号線の駅構内キオスク・駅近くのコンビニ実物カード3,000ウォン(利用券は別)
moin card出発前(日本にいるうちに)アプリ(パスポートのみ)公式記載なし

③ チャージ方法・④ チャージ手数料:円をどこで換えるか

  • WOWPASSは日本円の現金をそのまま機械に入れてチャージできるのが強み。クレジットカードからのチャージもアプリで即時にできます。
  • 交通カードは韓国ウォンの現金でチャージするのが基本なので、先にどこかで両替しておく必要があります。
  • moin cardは日本の銀行口座からアプリでチャージし、チャージ手数料は0%と案内されています(リリース前のため条件は変更の可能性あり)。
カードチャージの原資チャージする場所両替の必要
WOWPASS日本円の現金・クレジットカードWOWPASS機械・アプリ不要(機械が日本円を受け付ける)
交通カード韓国ウォンの現金コンビニ・駅先に両替が必要
moin card日本の銀行口座アプリ(24時間)不要(チャージ手数料0%と案内)

⑤ 交通機関・⑥ 店舗決済:1枚で済むか

  • WOWPASSは交通カード機能を搭載し、アプリで交通カード残高の確認・チャージができます。
  • 交通カードは地下鉄・バスが本来の用途ですが、T-money加盟のコンビニなどでも使えます。TTC+はIC決済にも対応すると発表されています。
  • moin cardはカード1枚で決済と交通機関の利用に対応する予定です。
  • 飲食店の決済は、配達アプリと組み合わせるとさらに便利です。韓国の配達アプリガイドもあわせてどうぞ。

⑦ 現金引き出し・残高の払い戻し:帰国前に困らないために

  • WOWPASSは446台の専用機械で1回10万ウォンまで現金を引き出せます(手数料1,000ウォン/回)。
  • 交通カードは現金引き出しではなく「払い戻し」の扱いで、コンビニなら500ウォンの手数料、残高の上限は店舗ごとに2万〜3万ウォンです。
  • moin cardは余った残高を日本の口座へ払い戻し対応と案内されています。

本文で公式に確認できた手数料と金額を一覧にすると次の通りです。

項目カード金額備考
現金引き出し手数料WOWPASS1回1,000ウォン1回10万ウォンまで・複数回可
チャージ手数料moin card0%リリース前のため変更の可能性あり
カード本体価格TTC+6,000ウォン希望小売価格・チャージ額は別
カード本体価格気候同行カード3,000ウォン利用券は別途購入
コンビニでの払い戻し手数料T-money500ウォン残高上限は店舗ごとに2万〜3万ウォン
1回用交通カードの加算額交通カードなし100ウォン基本運賃1,550ウォンに加算
1回用交通カードの保証金交通カードなし500ウォン降車後に払い戻し機で返金

7項目を「どのカードが得意か」で整理すると次の通りです。

項目得意なカード本文で確認できた根拠
① 発行場所moin card(出発前にアプリで)パスポートのみで発行可能・韓国の銀行口座は不要
② カード価格気候同行カード(実物カード3,000ウォン)TTC+は希望小売価格6,000ウォン
③ チャージ方法WOWPASS(日本円の現金)・moin card(日本の銀行口座)交通カードは韓国ウォンの現金が基本
④ チャージ手数料moin card(0%)WOWPASSは公式記載なし
⑤ 交通機関交通カード(本体機能)WOWPASSはT-money機能あり・moin cardは対応予定
⑥ 店舗での決済WOWPASS・moin card交通カードはT-money加盟店・TTC+はIC決済対応と発表
⑦ 現金引き出しWOWPASS(1回10万ウォンまで)手数料1回1,000ウォン・446台の機械
⑧ 残高の払い戻し交通カード(公式ルールあり)・moin card(日本の口座へ)コンビニは500ウォン・WOWPASSは公式記載なし

よくある質問(FAQ)

Q1. 日本のクレジットカードがあれば韓国プリペイドカードは不要?

店舗での決済だけなら、日本のクレジットカードでも対応できる場面は多いです。

しかし、地下鉄・バスの改札はカードを直接タッチする交通カードが前提です。

交通カード機能を持つ韓国のプリペイドカードを1枚持っておくと、1回用交通カード(1,650ウォン+保証金500ウォン)を毎回買う手間がなくなります。

Q2. 気候同行カードはソウル以外でも使える?

T-money公式の案内では、利用できるのはソウル免許の市内・マウル・深夜バスとソウル地域の地下鉄です。

基本運賃1,550ウォン以下の公共交通に限られます。

ソウル市外へ出る予定がある日は、通常の交通カードやWOWPASSの交通機能を併用してください。

Q3. 残高はいくらまでなら簡単に払い戻せる?

T-moneyの場合、コンビニで払い戻せる残高はGS25が20,000ウォン未満、セブンイレブンが20,000ウォン以下、CU・emart24が30,000ウォン以下です。

手数料はいずれも500ウォンです。

カード本体の代金は返金されません。

Q4. moin cardはいつから使える?

公式サイトでは2026年下半期リリース予定と案内されています。

事前登録をしておくと、リリース時に先着順で案内が届きます。

条件はリリース時に変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

Q5. TTC+はどこで買える?価格はいくら?

T-money公式ニュースによると、GS25・CU・emart24・Storyway・セブンイレブンの全国のコンビニで販売されています。

希望小売価格は6,000ウォンで、チャージ額は別です。

登録はカード裏面のQRコードを読み取って専用アプリで行うか、全国360台余りのキオスクで登録・チャージします。

Q6. WOWPASSで現金を引き出すときの上限と手数料は?

公式サイトによると、全国446台のWOWPASS機械で1回10万ウォンまで引き出せます。

複数回の引き出しが可能ですが、1回あたり1,000ウォンの手数料がかかります。

必要な分をまとめて引き出すほうが、手数料の無駄がありません。

Q7. 交通カードを持っていないと地下鉄はいくらかかる?

ソウル交通公社の運賃案内によると、1回用交通カードの運賃は1,650ウォンです。

これは基本運賃1,550ウォンに、1回用加算100ウォンが上乗せされた金額です。

さらに保証金500ウォンを預け、降車後に払い戻し機で返金を受ける必要があります。

Q8. 日本円のまま使えるカードはどれ?

WOWPASSは、日本円の現金をそのままWOWPASS機械に入れてチャージできます。

交通カードは韓国ウォンの現金でチャージするのが基本なので、先に両替が必要です。

moin cardは日本の銀行口座からアプリでチャージする方式で、チャージ手数料は0%と案内されています。

まとめ:韓国プリペイドカードは「現地で買う」か「日本で準備する」か

  • 現地でまとめて済ませたいなら、日本円を直接チャージでき現金引き出しもできるWOWPASS。
  • 交通費を最小限にしたいなら、コンビニで買えるT-money系交通カード。ソウル市内で地下鉄に乗りまくる日は気候同行カードの1日券5,000ウォンも選択肢。
  • 日本の口座からチャージ手数料0%で準備したいなら、2026年下半期リリース予定のmoin card。

本記事の数値はすべて2026年10月16日時点で各社公式サイト(WOWPASS公式、T-money公式、ソウル交通公社、moin card公式)を直接確認したものです。

韓国のプリペイドカードの料金や条件は変更されることがあるため、渡航前に最新情報を確認してください。

本記事で参照した確認元は次の通りです。

カード確認元確認日
WOWPASSWOWPASS公式サイト2026年10月16日
交通カード(TTC+・気候同行カード・払い戻しルール)T-money公式サイト・T-money公式ニュース(2025年11月7日付)2026年10月16日
ソウル地下鉄の運賃ソウル交通公社の運賃案内2026年10月16日
moin cardmoin card公式サイト2026年10月16日

moin cardの事前登録はこちら

moin cardは、日本の銀行口座からチャージ手数料0%で準備できる韓国のプリペイドカードとして、2026年下半期のリリースに向けて事前登録を受け付けています。

リリース時には事前登録者から先着順で案内が届きます。

次の韓国旅行までに1枚用意しておきたい方は、メールアドレスを登録しておくとスムーズです。

moin card 事前登録フォーム(公式サイト)

※moin cardは2026年下半期リリース予定であり、チャージ手数料0%を含む条件は変更される可能性があります。

出発前に確認したい5つのチェックポイント

最後に、どの韓国のプリペイドカードを選ぶ場合でも出発前に確認しておきたいポイントを5つにまとめます。

  • 滞在都市はソウルだけか:気候同行カードはソウル地域限定です。釜山や仁川方面へ出る日があるなら、通常の交通カードかWOWPASSの交通機能を併用します。
  • 1日に何回公共交通に乗るか:交通カード運賃1,550ウォンを基準に、1日券5,000ウォンの元が取れるかを計算してから選びます。
  • 現金はいくら必要か:屋台や市場など現金が必要な場面があるなら、1回10万ウォンまで引き出せるWOWPASSが便利です。手数料は1回1,000ウォンです。
  • 帰国時に残高をどう処理するか:T-moneyはコンビニで2万〜3万ウォンまで500ウォンの手数料で払い戻し。moin cardは日本の口座へ払い戻し対応と案内されています。
  • 日本語サポートが必要か:moin cardは日本語サポート完備と公式に明記。WOWPASSもアプリの日本語表示に対応しています。

チェックリストとして整理すると次の通りです。

チェック項目確認すること関係するカード
滞在都市ソウルだけか、釜山や仁川方面にも出るか気候同行カード(ソウル地域限定)
公共交通の利用回数交通カード運賃1,550ウォンで1日券5,000ウォンの元が取れるか気候同行カード
現金の必要額屋台や市場など現金が必要な場面があるかWOWPASS(1回10万ウォンまで・手数料1,000ウォン)
残高の処理方法コンビニ払い戻しか、日本の口座への払い戻しかT-money・moin card
日本語サポート日本語の案内やサポートが必要かmoin card・WOWPASS

韓国のプリペイドカードは種類が増え、それぞれ得意分野が違います。

「交通だけ安く済ませたい」「買い物も現金も1枚で」「日本から手数料なしで準備したい」のどれに近いかを決めれば、選ぶべきカードは自然に絞れます。

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